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Conoris VRM Labo

【調査結果】クラウドサービスのセキュリティ情報ページの設置割合

Posted on:
January 12, 2023

※本記事は2022年2月10日にnoteにて掲載を行ったものを移管した内容になります。予めご了承ください。

おはようございます。Conoris VRM Laboです。

弊社で展開するクラウドサービスセキュリティチェック支援サービス「Conoris」はサービス内に、クラウドサービスのマスタデータを独自で保有しています。

現在約1000種類のサービスをカバーしているのですが、その中でひそかに各サービスのセキュリティページ情報を持っています。

作成をしていて気がついたのですが、海外のサービスであれば規模がそこそこでもかなり詳細なセキュリティページを設置しているケースが多いのですが、日本のサービスの場合、ユーザ企業が1000社以上いてもセキュリティポリシーを掲示する程度(認証資格取得時に必須)で、情報ページを設置していないケースが非常に多かったのが印象的でした。

以下はポリシーページを含めてではありますが、クラウドサービスのセキュリティページの設置割合です。

画像1

海外サービスでしっかり設置をしている例としては、

Zoom
Microsoft
Adobe

あたりがあげられます。さすがメガベンダー!

海外のメガベンダーの場合、複数のサービスを展開しているケースがほとんどですので、多くの場合、個々のサービスではなくサービス横断でセキュリティページを設けています。

開発・運営をする上で、全社で同一ポリシーを運用できているということなので、かなり大変なはずですが、ユーザからすると安心感がありますね。

日本のサービスですと、以下のようなサービスがセキュリティ情報ページを設けています。

SmartHR
サイボウズ
Plaid(KARTE)
Chatwork

特にエンタープライズ向けや機微情報を扱うサービスであれば設置を検討してみてはいかがでしょうか。

日本の商習慣に合う形でVRM(ベンダーリスクマネジメント)領域のサービスを提供し、ITサービスや委託先企業のセキュリティチェック業務を改善しようとしています。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
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